2011
09.15

GRIT

最近読んだコラムより。

GRITとは歯ぎしりのギリギリ、という擬音から生まれた言葉です。
機械などに砂粒が入ってしまって軋むことがありますが、その砂粒のことをGRITと言います。
このGRITにはもう一つ意味があって、困難や苦難に遭っても決して挫けず、諦めない気概や根性という意味があるようです。

成功者に共通する最重要な資質とは、知性ではなく、実は根性だということが、世界中の心理学者や社会学者の研究によって分かってきています。
聞いてみると当たり前のような気がしないでもないですが、そもそも機械の歯車などに挟まってギリギリと音を立てつつも潰れることなく、小さな砂粒が猛烈な圧力に耐え抜くところから、それがまるで歯を食いしばって耐える姿にも似ているので、「根性」というニュアンスが生まれたらしいです。

そこで改めてGRITの意味するところを明確にすると

・もうダメだと思いがちな酷い環境に陥っても
 心が折れず、耐え抜く

・あれこれいろんなことに手を出すことをせず、
 一つことに集中してやり抜く

・短時間にエネルギーを最高度に集中をするレーザーのようなものではなく、
 長時間、長期間にわたって集中を途切らせない継続力

・日本語で言えば「一所懸命」という武士の気概のような事

成功をしたいと思う人ならば誰でも、自分がGRITを持っているかどうかを自問自答することが必要でしょう。
つまり、必ず成功すると信じて、あきらめない。心が折れそうなときでも倒れない。いや、倒れてもまた立ち上がってやり直す。そういう強さの源泉、それがGRITです。

昔から根性や気合いという言葉が嫌いでしたが、嫌いといいながらも真意はそこにあるように感じます。

力を持った言葉 「GRIT 」

あなたは持っていますか?

ではまたicon_mrgreen.gif

1 comment so far

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  1. ワイフに最近歯ぎしりしなくなったねと言われました。